軽巡洋艦『大淀』(昭和18年)

(Light Cruiser "OYODO" 1943)


軽巡洋艦『大淀』
製作仕様  就役時仕様(昭和18年頃)第3艦隊
使用キット  フジミシーウェイシリーズNo.13 インジェクションキット 

製作 2014年



 


 

 今作品はその『大淀』の実際に計画時の状態で就役することができていたら?という作者の個人的な思いを込めるべく紫雲搭載状態で製作してみました。模型だからこそ可能なフィクションだと思います。



 強行偵察が可能な高速水上偵察機”紫雲”を6機搭載運用可能とするため、艦後半に大型の格納庫を有し大型のカタパルトを搭載した航空巡洋艦的なシルエットをもつ独特の巡洋艦として異彩を放っていると思います。

 実際には高速水上偵察機”紫雲”の開発運用がうまく行かなかったために就役後は計画されたような運用もままならず、最後の連合艦隊旗艦として変更改装されました。

 フジミのキットは最終時をプロトタイプとしている ため、艦後半部分の改造と格納庫はキットパーツをベースにスクラッチしています。内部についても想像ですができうる限り作りこんでみました。捕用含めての搭載機数ですから実際には4+2ぐらいの構成になっていたかもしれません。格納庫内は主翼を折りたたんだ機体と捕用のフロートなどを配置しています。

 長10センチ連装高角砲についてはディテール的にも気になっていた漣工房のレジンパーツを採用してみました多少ディテールを追加してあります。

 

 

以上ご覧頂きましてありがとうございました。

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