『最上』(昭和19年)

(Aircraft Carrierble Cruiser "MOGAMI" 1944)


航空巡洋艦『最上』
製作仕様  レイテ沖海戦時仕様(昭和19年10月頃)第一遊撃艦隊 第3部隊
使用キット  ウォーターラインシリーズNo.341 タミヤインジェクションキット
製作 2015年(製作日数約100日)




 


 




 15.5p三連装5基15門搭載の軽巡洋艦として竣工就役し、後に8インチ砲搭載の重巡へ改装。さらに艦後部を航空機運用甲板に改装して多数の水上機運用を可能にした帝国海軍でも異色の経歴を持った艦として知られています。

 今作品は昭和18年に航空巡洋艦に改装後、さらにレイテ沖海戦前に対空兵装他小改修をうけた最終時として製作しました。

 製作にあたっては、最終時の特徴として増設された艦尾の三連装25ミリ機銃、甲板上の単装機銃などの部分に手を加え、搭載機は最上搭載機を示す主翼右側の3本線など再現してみました。

 また、最上甲板のリノリウム部分については最終改装時に全面滑り止め甲板となった説を採用し、飛行機作業甲板の外周部は滑り止めがされていなかった点等、残された写真に基づいて個人的に考察した内容を反映してみたつもりです。

 

製作の様子はブログにても掲載しています。

工場長の独り言ブログ(最上1944編)

 飛行機作業甲板の端周りの部分は縞甲板ではなく普通の鉄板のみのようで残された写真からも確認できます。作品もこの部分は注意して再現したところでもあります。また、軌条も改装の際に経路が変化しているのも興味深いですね^^

 以上ご覧頂きましてありがとうございました。

to galley index
 できるだけ雰囲気を感じられるような演出を施してみました。整備中のエンジン部分を載せてみるなどうるさくない程度に見

inserted by FC2 system