『熊野』(昭和14年)

Light Cruiser "KUMANO" in 1939

軽巡洋艦『熊野』

製作仕様 軽巡洋艦時(竣工就役後)第2艦隊第7戦隊旗艦

使用キット ウォーターラインシリーズ タミヤインジェクションキット

製作 2014年

 

 条約型巡洋艦として計画され建造就役した最上型、鈴谷型の4隻は当初15.5センチ砲を搭載した軽巡洋艦として配備されました。それまでの城郭のような艦橋を持った一万トン級巡洋艦とは大きく外観がかわり、どこか洗練されたシルエットを持つ巡洋艦になったと思います。

 

 作品は竣工後、新鋭第7戦隊の旗艦として就役した頃をイメージして製作しました。上田画伯の箱絵を作ろうと、仕上げたものになります。製作はかなり前になりますが、自分なりにいろいろと試して手を加えていったもので、現在の製作の原点になった作品です。

 

 リノリウム押さえの表現を塗装で行い、艦橋の窓枠にガラス表現を加えるなどできる限り手を加えていきましたが、今現在の目で見ると各所作りこみの甘さや作業の精密さ、正確さがまだまだと思えるところも。。。(;^_^A

 

 ただ、全体としての雰囲気を意識して個人的に目指す方向のようなものが見えてきた作品です。

 

 ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

 

to galley index

inserted by FC2 system