『五十鈴』(昭和17年)

Light Cruiser "ISUZU" in 1942

製作仕様 昭和17年頃(対空兵装改修前 水雷戦隊旗艦時)
ベースキット タミヤインジェクションキット (『名取』改造)

製作 2016年

 

 今作品はタミヤの『名取』のキットをベースに『五十鈴』の対空兵装改修前の水雷戦隊旗艦として活動している時期の頃として製作したものです。

 5500トン級軽巡の『長良』型のほぼ開戦時の状態の姿を再現してみたいと考えて製作しました。『五十鈴』は防空軽巡として大戦後期に改装された姿がポピュラーですが、歴代艦長にあの山本五十六も名を連ねるなど当時の海軍中でも興味深い位置づけの艦だと思います。

 ポイントは換装された魚雷発射管です。53cm連装発射管から61p連装発射管へと大きさがかわったために先端を折り曲げ、やや八の字になるように収められていました。

 

 5500トン級軽巡洋艦の各艦は就役から現役で活躍する期間も長いものも多く、その時その時で多くの改修、改装を受けてきました。

 大戦時にはすでに旧式艦で地味な印象が強いのですがそのバリエーションは多岐にわたっているので非常に興味深いと思います。

 以上 ごらんいただきましてありがとうございました。
 

to galley index

inserted by FC2 system